会長挨拶
全国女性税理士連盟 会長
奥田 よし子
魅力ある組織であるために!
この度、8月3日(土)に開催された第67回定期総会において、会長の任を拝命しました奥田よし子です。会長就任にあたり、皆様にご挨拶を申し上げます。
全国女性税理士連盟(以下「女税連」)は、わが国で唯一の税務に関する女性の専門家集団として、創設以来、女性ならではの視点から様々な税制に関する提言・要望等を行ってまいりました。また税制だけでなく、女性の社会的地位の向上を目指した様々な活動や社会貢献活動等をとおし、広い視野に立った活動を行っております。
創設以来、諸先輩が築いてきた歴史に、更に活動を積み重ねて、次世代へ歴史を引き継いで行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
会長として、女税連の魅力を以下でご紹介させていただきます。
1. 会員相互の親睦と研鑽
令和5年5月8日、新型コロナウイルスが「5類」に引き下げられ、やっと日常が戻って来ました。コロナ禍では活動も制限されていましたが、現在では通常の活動に戻り、女税連創設以来の会の目的である「会員相互の親睦と研鑽」を実践すべく、「よく学び!よく遊ぶ!」の言葉どおり、各種研修や行事を企画、実施しています。
このホームページを見ている会員以外の方がいましたら、女税連に入会し、ご一緒に「よく学び!よく遊ぶ!」を実践してみませんか。
2. 魅力的な組織づくり
会務のやり方もコロナ禍前とは大分変わり、研修や会議等も今ではWebやハイブリッド方式によることも多くなっており、遠方の会員の方にも研修や会議等に参加してもらいやすい環境となっています。
特に会員相互の情報交換ツールである「チャレンジメール」の存在は大きく、メーリングリストをとおして様々な情報が迅速に入手でき、チャレンジ相談会やチャレンジオフ会などにより、会員相互での税務相談や交流なども活発に行われています。
3. 請願、要望活動の継続(実現を目指して)
女税連では、選択的夫婦別氏制度に関する国会請願や民法改正の要望活動を長年継続して行っています。また税制面では配偶者控除関係、消費税関係、所得税法第56条関係の改正要望活動を行っています。今後も実現を目指し、継続して要望活動に取り組んでまいります。
4. 組織内外にアピール
女税連では、創設以来、研究活動など様々な研鑽を重ね、歴史の節目ごとに各種の出版を行っています。
毎年出版されている研究報告書は、その時々の時代にあったテーマによるものであり、各専門機関からも好評を得ています。また当連盟の創立50周年を記念して平成19年に初版が出版された『地方税Q&A』は、幸い実務家の皆様からの評価も高く、版を重ねて6版目となる令和6年版が出版されます。皆様のお手元に置いていただき、実務のお役にたてていただければ幸いです。
これからも女税連が魅力ある組織であり続けられるよう活動してまいりたいと思います。皆様のご支援及びご協力をよろしくお願い申し上げます。